Sereno ヘアメイクアップアーティストにインタビューしました

先日ご紹介したヘアメイクアップアーティスト会社「Sereno」の廓 佐和子(かまえ さわこ)さんにインタビューさせていただきました!

マリグラ編集部(以降:編):まずは廓さんはなぜヘアメイクアップアーティストとして、Serenoに入社しようと考えたのか教えてください。

廓氏(以降:K):美容室で美容師の傍ら、ヘアメイクをさせていただく経験もあり、キャリアをスタートしたのですが、その後、フリーランス で関西を拠点にブライダルのお仕事をさせていただいていました。スタイリストとして、色々な仕事や新しいことに挑戦してみたいと思っていた矢先、Serenoでスタイリストを募集していて、直感で応募したのです。今年の話なんです。

 

編:Serenoに入られたのは、ごく最近ということになるんですね!今まで関西で仕事をされていらっしゃったのですが、Serenoさんのようなロケーションウェディングフォトの撮影などの経験もありましたか?

K:はい、前撮りで、海や山で撮影したこともありましたし、船に乗ったりしたこともありました。ただプランナーさんが主体の会場からお話をいただいて、そちらのお仕事でいかせていくことが大半だったのです。

編:ということは、今のSerenoさんはスタイリストさんが主体の撮影になりますので、違いを感じることはありますか?

K:そうですね。一番の違いは、私たちの熱量をそのままご新郎新婦様に届けられるということです。打ち合わせも事前に私たちが直接できるので、それを当日に活かすことができます。

 

編:なるほど・・・。リハーサルヘアメイクでなくても、打ち合わせの機会を持てるということですね。

K:はい、例えば、まだ私たちにご依頼いただく前でも、サロンやオンラインで相談などを受けています。当日を迎えるまでに、お話させていただく機会が多いので、お客様の私たちへの信頼感も違いますし、花嫁さんがリラックスしてくださると、ご新郎様も安心されますよね。

編:そうですよね。スタイリストさんってウェディングのプロフェッショナルの中でも一番最初にご新郎新婦様に会って、そして本当に近い距離で施術をするので、当日「初めまして!」より「お久しぶりです!」では、最初のスタートが違いますよね。

K:そうなんですよ。やはりご新郎新婦様にとって、プロのカメラマンによる撮影は慣れていない方が多いですから、一度でも事前にご挨拶させていただいた方が、当日のリラックス感は違ってくると思います。

編:確かに、廓さんのとっても親しみやすいキャラクターならなおさらですね。なんでも相談できちゃいそう!

K:笑

 

編:大体1週間はどのような感じで過ごされるのですか?

K:週末や祝日は結婚式会場でのお仕事が中心で、平日はロケーションフォトの撮影が多いです。その他、雑誌やドレス会社さんなどの撮影などもいただいております。

編:雑誌などの撮影の経験は、ロケーションフォトの撮影に活かされていますか?

K:カチカチとしたポーズではなく、ナチュラルを切り取るショットを好まれる方が多いので、雑誌の撮影に携っていると、ポージングの勉強にもなります。

編:なるほど!そうすると花嫁さんにもアドバイスができますね。

K:そうなんですよ。これは関西のときにはなかった新しいチャレンジで、とても刺激的です。

 

編:関西と関東のお客様では何か好み的なものが違うのとかありましたか?

K:驚いたのが、和装の髪型ですが、関西はかつらがまだ主流ですが、関東は地毛が9割で、それもゆるふわスタイルが主流です。

編:そんな違いが出るのですね〜。でも両方とも対応ができるのは心強いですね。

K:撮影は関東近辺が主流ですが、関西からも東京での撮影をするためにいらっしゃる方や元々関西出身の方もいて、そういうときは関西の経験がとても役に立ちます。

編:そうですね。特に和装はお母様やおばあ様のご意向もあるので、撮影でも出身地の影響を受けそうですね。

K:はい、関西ではいまだ実家で花嫁お支度(ヘアメイク)をして、会場に向かう風習も残っており、様々なご家庭にお邪魔してヘアメイクをさせていただきました。

 

編:それはすごい経験ですね。普通のご家庭ですと、ヘアメイクサロンのように環境が整っているわけではないので、光や電源コンセントなど小さなことですが、苦労されたこともあるのではないですか?

K:はい(笑)なので、どんな環境でもヘアメイクができる自信がつきました。そういった経験は、アテンドのときのメイク直しとかロケーションフォトでもいかせていると思います。

編:コロナ禍で、悩まれているご新郎新婦様も多いと思いますが、これからロケーションフォトをされる方に向けて何かメッセージがあれば、お知らせください。

K:私たちは今、オンラインでの相談もお受けしておりますし、サロン内は換気をこまめに行い、対策もしております。ドレスの持ち込み料などもいただいておらず、好きなドレスをきて、とにかく一日楽しく撮影していただきたいなと思っています。私たちも精一杯お手伝いしますので、やるって決めたら、とことん楽しんで撮影してください!お待ちしております。

 

[Sereno]サロン情報

株式会社Sereno

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